いきモニくろまつない ニュース

 2014年8月4日

2014年度の第4回生物多様性まつりが7月9日(水)から13日(日)にわたって開催されました。 本年度は天候にも恵まれミドリシジミ類が例年以上に確認されたほか、ブナ林や湿地の鳥類データの蓄積など、 さまざまな成果が得られました。

調査結果報告会スライド:鷲谷いづみ(1.8MB)

7月12日(土)には朱太川流域で研究を行っているプロジェクト 「グリーン・ネットワーク・オブ・エクセレンス(GRENE)環境情報分野: 分野連携による地球環境情報統融合ワークベンチを活用した流域レジリエンスの向上」の ミニシンポジウムが開催され、東京大学の小池俊雄先生が地球温暖化による朱太川の変化について、 沖一雄先生が森と川のつながりについて発表されました。

今年度の生物多様性まつり期間中にデータベースへ登録された生物多様性情報は329件にのぼり (2014/8/4現在)、うち66種が今回の調査で新しく登録されました。


黒松内小学校

白井川中学校

7月9日(水)~11日(金)には、町内の小中学校で研究者によるオープンスクールが開催されました。


水生生物を観察する受講生

ブナ林や地質について説明を受ける受講生

7月12日(土)~13日(日)には東京大学の学生を対象とした朱太川体験実習が黒松内町で開催されました。 学生はミニシンポジウムや調査結果報告会に参加したほか、 朱太川流域の自然(河口域、カワシンジュガイ、ブナ林、湿地等)や産業(地場産ハム・チーズの工場)を見学し、 流域管理に必要な視点を学んでいきました。

 2014年7月12日

魚類図鑑「朱太川水系の魚類」を製作しました。是非ご覧ください。
PDF版 (低解像度、1.6MB)
PDF版 (高解像度、28MB)
Web版

 2014年7月9日

データ入力ページはこちらです。

 2013年7月8日

2013年度も第3回生物多様性まつりが7月3日からわたって開催され、6日に無事終了いたしました。 3日~6日の間、天候には十分に恵まれなかったものの、ショウドウツバメの新営巣地やミズゴケ2種が共存する新たな湿地の発見など、さまざまな成果が得られました。


藪漕ぎ

新しいミズゴケ湿地

ショウドウツバメの営巣地

夜間採集の様子

結果として、この期間のデータベースへの生物多様性情報登録は288件にのぼりました(2013/7/8現在)。 また、過去の登録件数を合わせると2,325件になりました。 なお、まつり期間中に採集された昆虫類等の同定が進めば、この数はさらに増加することが見込まれます。

さらに、地域住民の方から寄せられたデータの公開件数は429件となりました。昨年度に入力されたデータの中には、ヒメリスアカネのように北海道レッドデータブックの希少種のデータも確認されました。

一方で、公開されているデータの空間分布を1kmメッシュ単位で表示できるようにシステムが改良され、まだ調査の余地がある地域がわかりやすくなりました。

まつり中の催しとして、3日~5日の間には、黒松内町の小中学校にてオープンスクールが開講されました。


白井川小学校

白井川中学校

黒松内小学校

黒松内中学校

また、今年度は7/6-7/7の間に東京大学の全学自由ゼミナール「地球と地域を支える環境情報:地域とともに」における朱太川体験実習が黒松内町で開講されました。


投網体験をする受講生

多様性まつりが終了する6日には黒松内町環境学習センターにて地域の方を対象とした「いきもにくろまつない」データベースへのデータ入力研修会が行われました。全学自由ゼミナールの受講生も共に参加しました。 同時に、「昆虫標本作成」の研修会が行われました。


昆虫標本作成研修会

データ入力研修会

その後、生物多様性まつりの調査報告会が開催され、東京大学の研究者によって、地域の皆様に今回のまつりの調査報告(速報)および、これまでの黒松内での研究の成果報告がなされました。

発表資料:鷲谷いづみ


町長挨拶

発表の様子1

発表の様子2

翌日の7日は晴天に恵まれ、全学自由ゼミナールの野外実習も好評のうち無事に終了しました。 受講生は朱太川流域の自然(河口域のアユやカワシンジュガイの貝礁、ブナ林、湿地等)や産業(地場産ハム・チーズの工場やミネラルウォーター工場)を見学し、流域管理において重要な視点を学び取っていきました。


カワシンジュガイの貝礁を見学する受講生

カワシンジュガイの卵を観察

カワシンジュガイ

ブナ林を見学する受講生

モウセンゴケを観察する受講生

 2012年9月4日

データ入力ページはこちらです。

 2012年7月7日

第2回生物多様性まつりが7日、成功裡に終了いたしました。 この期間のデータベースへの生物多様性情報の登録は355件にのぼりました。 また、過去の登録件数を合わせると、1,646件になりました。


今回のまつりでは、生物多様性調査に加えて、7月3日~5日の間に 小中学校での5回のオープンスクールが開講されました。



さらに、7月6日には黒松内町環境学習センターで、「調査データ入力」の研修会が開催され、 初めて町民の皆さまによって、「いきもにくろまつない」のデータベースに情報が登録されました。 登録された情報は、249件(9月4日現在)でした。


町民の皆さまを対象とした「昆虫標本作成」の研修会も同時開催されました。



 2012年7月6日

7月6日黒松内町環境学習センターで生物多様性まつりの調査報告会が開催されました。 御参加いただいた数十名の町民のみなさまに調査報告(速報)がなされました。

<調査報告会>

  • 第2回生物多様性まつり 調査と成果の概要, 鷲谷いづみ 資料
  • ブナ林の昆虫, 永幡嘉之 資料
  • 朱太川の魚類, 宮崎佑介 資料
  • 来馬湿原の植物, 吉岡明良 資料
  • 空からブナ林を調べるには?, 石井潤 資料
  • みんなでつくる「いきモニくろまつない」, 安川雅紀 資料

 2011年7月10日

第1回生物多様性まつりが10日、成功裡に終了いたしました。この期間のデータベー スへの生物多様性情報の登録は1090件にのぼりました。

まつりのハイライトは、なんといっても「来馬湿原の生物多様性発見」と湿原 の命名です。 数mから数十mの空間スケールで構造も機能も変化に富んだ環境多様 性の高いこの湿地生態系の形成と維持に関する謎解きがこれからはじまります。

 2011年7月9日

7月9日黒松内町環境研修センターで生物多様性まつりの調査報告会が開催されまし た。集まってくださった数十名の町民のみなさまに調査報告(速報)がなされ、 引き続き、環境省の渡邊綱男自然環境局長の政策講演会 が開催されました。その後の交流会も盛会でした。

<調査報告会>

  • 黒松内生物多様性まつり 調査報告(速報), 鷲谷いづみ 資料
  • ブナ林の昆虫、来馬湿原のトンボ,須田真一 資料
  • 黒松内の水生昆虫とため池の生物,西原昇吾 資料
  • 朱太川の魚と貝の最新情報,照井慧 資料
  • いきもの情報の公開,安川雅紀 資料

<政策講演会>

  • 生物多様性と自然共生社会,環境省自然環境局長 渡辺綱男 資料

また、東京大学の樋口広芳先生からは、黒松内町のブナ林に生息する鳥類について のレポート『黒松内ブナ林の鳥類とその重要性』 をいただきました。

 2011年7月6日

「いきモニくろまつない」ウェブサイトをオープンしました。